2024年01月19日
たくさんの魅力があふれる島、対馬
対馬ってどこにあるの?
対馬は九州と韓国の間にある対馬海峡に存在する長崎県の島で、博多港まで132㎞、韓国まではわずか50㎞に位置するため、「国境の島」と呼ばれています。
豊かな自然に囲まれた島
烏帽子岳展望所や万関橋からは、大小さまざまな島が織りなす「これぞ絶景」といった景色を堪能することが出来ます。
また、国の天然記念物である「ツシマヤマネコ」も生息しており、 ヤマネコを通じて、イリオモテヤマネコで有名な竹富町(西表島)と約1200㎞の距離を超え、2016年に友好都市協定を結んでいます。
自然を利用した魅力的なアクティビティ
広大な原生林による豊かな自然の中で行うトレッキングや、リアス式海岸を利用したシーカヤックなど、自然の中でのアクティビティが盛んにおこなわれています。
また、透明度の高い海を 楽しむことが出来るダイビングも人気です。
そして何より、、対馬といえば釣りですね。
季節で狙う魚を変えながら年中無休で釣りを楽しむことが出来ます。
・春・・・スズメダイ、マアジ、アオリイカ、イサキなど
・夏・・・ヒラマサ、イサキ、アカアマダイ、タチウオ、クエなど
・秋・・・カマス、クエ、ケンサキイカ、アオリイカなど
・冬・・・クロ、サワラ、ブリ、クエ、アカムツ、スルメイカなど
初心者でも大物釣りが期待できる対馬は日本屈指の釣り場といえます。
これまで幾度となく歴史の舞台になってきた対馬
国境の島として、国防の最前線で激しい戦禍を被ってきました。
西暦663年の白村江の戦いから始まり、1274年と1281年の元寇、1592年の文禄の役及び1597年の慶長の役で知られる朝鮮出兵など、朝鮮半島の国々との戦争のたびに拠点とされてきました。
また一方では朝鮮通信使との交流により、文化の最先端としての地位を築いてきました。
毎年8月に厳原港で行われる対馬厳原港まつりでは、その名残である朝鮮通信使の復元船が入港したり、朝鮮通信使行列の再現などが行われています。
浅茅湾の南岸にある金田城跡は、667年に築城された、日本でも最古級の朝鮮式山城跡地であり、国の特別史跡に指定されています。
対馬のパワースポット
対馬のほぼ中心部、浅茅湾の入り江には神秘的な和多都美神社(わたづみじんじゃ)があります。この和多都美神社はとれも歴史が古く、古事記に登場する彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の夫婦を祀る海宮であり、古来より竜宮伝説が伝えられているパワースポットです。